【サイズ(平置き寸法)】

●肩幅・・65センチ
●裄丈・・65センチ(背面中央から袖先)
●着丈・・106センチ
●袖丈・・32.6センチ(肩上から袖先)
●袖先幅・・21センチ(42センチ)

ご覧のような戦前～大正昭和戦後頃にかけて着用されていたもので法被の長丈のようでコートのようでもある形をしており藍の厚手でしっかりとしています。生地のイメージはタイトルにもございますがデニムやキャンバス生地または帆布の様な丈夫な生地でなかなかみることのないタイプでございます。
全体に着用による藍の色落ちや生地擦れ一部ダメージ(※首後ろにダメージあり、右脇下の縫い目にそっての糸ほつれ、正面裾から24センチ上にダメージあり。画像8枚目～10枚目をご確認くださいませ)がみられますが、すべて簡単なお直しで済むかと思います。洋服のお直し屋さんで首後ろ部分や裾上のダメージは、たたきで塞いだり右脇下は縫い目に沿って糸がほつれ抜けているだけですので縫い直しだけで済みます。
雰囲気を楽しみたい方はそのままでも特に問題はないかと主観ではありますが思います(気になる方はお直し屋にだしてくださいませ)。
左内側胸と表側右にはポケットがついておりやはりコートのような使い方をされていたのかなと思います。

こちらを見つけた際に内ポケに手紙が入っており、手紙事態に大分弱りがみられいつ頃の内容かまでは特定できませんでしたが一部確認できる部分も達筆すぎて読み取れず、一部だけ解読できたのは結婚が無事済んだとのご報告が書かれており手紙の最後には大きく達筆な【寿】 が書かれていたので縁起の良い内容であることは確認できました。※こちらの手紙は古い時代の物ではありますが個人のお名前(達筆な名前の下には花押のようなサインがあり持ち主の方は裕福層の方だったのかもしれません)や住所等が記載されている為、こちらで処分させていただきました。
このような質の良い物も滅多に出てまいりませんのでお探しの方は是非。普段使いから舞台衣装や店頭ディスプレイ資料などにもいかがでしょうか。


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